SSブログ

旅に出るのは いつのこと [彼岸]

 申すまでもないことですが、“生まれそして死ぬ”のは生き物の宿命です。南極の氷の中から3,000年前に閉じ込められた微生物が見つかった、この木は5千年間も生き続けているなど、長命な生物も存在します。然し、人の寿命は、成長期の6倍ほど、最長で120年と推定されています。正規の還暦とほぼ同じです。

 誰もが健康で長生きしたいと願っていると思いますが、自然の摂理には逆らえません。

 私達は、健康であるとか病気になったと言いますが、健康と病気は明確に区分できるのでしょうか。その中間に、お医者さんからは病気であると指摘を受けていないが、すぐ疲れる、眠れない、冷え性で困っている、便秘で苦しんでいる、お腹の調子が良くないなど、何となく体調が悪い(気になる)未病状態があります。私の場合、約20年前からのドック検診データが残っておりましたので、最近それを整理すると共に、病気および未病状態を自己診断してみました。頭の悪さやボケなどを除外しても、体の異常=10(病気またはこれに近いものを含む)、体調の不良=10(検査値異常値も含む)、併せて20の症状があります。普段は、特別な治療を受けておりません。時々主治医の診断をうけ、時には湿布薬・座薬などをもらっています。週一回の休肝日を除き、酒を飲み、車の運転や遊び半分の仕事もしております。私自身余り病状のことを気にしていませんし、誰もが病気とは認めてくれません。20を超える各種の症状を抱えた私が、はたして健康なのか病気なのか、自分でも判りません。病気だと思えば病気、病気でないと思えば健康、各人の気持ち方次第と考えるのが正解かもしれません。

 厚労省によれば私も後期高齢者になります。寿命があと5~10年と考えると、嘘でもないような感じです。

 このブログのキーワードをピンピンコロリとしました。これは沖縄県と長寿日本一を競っている長野県の年寄り達の合言葉です。私も長野県出身者です。江戸の者に“大飯食い”で知られ、最近でも“あんなに塩っ辛い物を好む”人達が長生きするのは何故なのでしょう。多分、 ① 高齢になっても仕事を続けて適度に体を使う(意欲と運動) ② 野菜を多く食べる(最近?低カロリーと栄養バランス) ③ ゆっくり茶飲み話をする(コミニケーション&リラックス)④ 空気や水がきれい など アンチエイジング(抗加齢) の条件が揃っているからかも知れません。
そう言えば、かなり古い話ですが、日本新報社が長野県駒ヶ根市を“日本一住みよい都市”に選んだ記事がありました。

 ある方が標榜している“健康8カ状”を読んだこともあります。おおむね納得できますが、私にとっては、禁酒や万歩など、やや難があります・・・。
もう少し緩やかにして、無理なく実行できる、3~5カ条に絞ってもらえないでしょうか。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。