SSブログ

人の寿命=120年(最長)。 自立して、元気で長生き、100歳まで。 [75歳の先憂後楽]


2010.04.23

・禅寺料理日記 (読売新聞/京都市右京区・臨済宗・妙心寺の塔頭から)

 精進料理  

 数百年に亘って受け継がれてきたお寺の料理が紹介されております。ここには、私達のご先祖様達が、仏教の殺生を禁じた教えを受入れて、1千数百年の間に創意工夫を重ねた和食の真髄が凝縮されています。

 この精進料理では、活動するために必要なエネルギーを穀類から、人体を造るための材料を豆・味噌・豆腐から、予備や特殊用途の物質を植物油から、生命の維持に欠かせないミネラル・ビタミンなどを根菜や海藻から得ています。

 上記のお寺さんでは、365日、在家から寄進された穀物・野菜・海藻などの食材を無駄なく使った料理を食しています。今風に言えば ベジタブル ダイエット です。残った物はリサイクル肥料になります。肉や魚介類を含まない食べ物にもかかわらず、 “命を敬い 栄養も満点” 即ち仏教の動物殺生戒を守りながら栄養面でも欠けるところのない健康食かつ頭脳食であることが実証されています。私達の先達は世界一の食習慣を造り上げていたのでした。勿論、キリスト教やイスラム教にも精進があります。

 京都大学・伏木亨教授は次の様に述べております。根菜類にはビタミンやミネラルがふんだんに含まれています。敗戦後、物のない時代にはカロリー・蛋白質の不足が心配されましたが、ご飯や麺類でカロリーを、豆腐・油揚げなどで蛋白質を十分とれば、お寺の料理は理想的な献立。栄養過多が心配される現代、中高年の食卓にも大いに活用されるべきでしょう。

 伝統的なお寺では読経や座禅などの合間に典座(炊事)だけでなく掃除・洗濯・まき割り・風呂焚き等の作務があります。正に読経・思索・労働・食事など日々の生活が修行になっています。ここでの体験が、現代人の荒んだ心を癒し、さらに悪しき生活習慣の改善に役立つものと納得した次第です。

 実現が不可能かつ効果の期待できないマニフェストで国民をだまくらかす、政党助成金などお手盛りで国民の税金を山分けする、さらに国家事業などを食い物にして金を吸い上げるなど、我が国の政治家は一体何をしているのでしょう。個人の利得のほか、選挙に勝って権力を握るのに夢中になっているとしか考えられません。国家100年の大計どころか、半年先~1年先の見通しさえ立たない有様です。


 美濃部都政は、インフラ整備など生産関連等の投資をないがしろにして、効果の少ない都民の福祉とか職員の待遇改善に無駄な金を注ぎ込み、あわや破産に陥るところでした。現下における国の政策と財政に酷似しています。日本経済が世界の中で競争力を維持し国民の生活を守るためには、技術の開発・生産性の高い物づくり・貿易の振興・観光資源の利用などが不可欠です。農家の所得保障・子供手当・高速料金無料化等の目先だけの施策は国家財政破綻に拍車をかける暴挙です。アメリカの様に高速道路を無料化して、メンテナンス費用が不足し、橋が落ち、穴ぼこが空いて、事故が続発したらどうするのですか。民主化現象とでも言うのでしょうか。

 地球は60億の人類を養いきれません。我が国の少子化・高齢化・人口減少は避けて通れない道です。然らばどうするか。高齢者に元気で過ごして貰って社会保障費を軽減すると共に、ピンピンコロリまで生産人口として、生き生き働いてもらうしかありません。その方途は、前記の妙心寺の食生活と修行にあると考えます。

 もう直ぐ5月5日子供の日です。遊びの条件である時間、空間、仲間が消えつつあります。そのためか、体力・知力・会話能力等が著しく低下しているとの文部科学省の調査もあります。手当で子供を増やそうとする前に、保育施設の拡充をする共に、子供の心や体を元気にする遊べる環境を造るほか、良識および智力を身につけさせる躾と教育がより大切ではないでしょうか。(内容の一部は山梨大学・中村准教授のご意見を拝借しました)。

 平均寿命が世界一であることは誠に結構ではありますが、医原病を生み出して、国家財政立て直しの大きな枷になっております。心と体が蝕まれているのは、子供だけでなく、成人にも及んでいます。自立して、元気で長生きの世界一にしたいものです。
 
 人気とりの蓮某ほかの仕分け作業などの茶番劇は程々にして、実行不能かつ効果が期待できないマニフェストを直ちに取り下げ、無駄な出費を防ぐのが喫緊の課題と考えます。浮いたお金の一部で、全国の寺・教会・神社・厚労省遊休施設・民間遊休施設などを利用して、全ての国民が、10年に一度3~6カ月間の精進料理と労働(近隣のボランティアを含む)などによる、気質や体質改善に取り組む国家事業を企画したら如何でしょう。国際交流ならびに観光事業の一環として、低廉な費用で、外国から参加出来る仕組みを組み入れるのも結構でしょう。

 仮に、この提案が議論される場合、国家と宗教、個人と宗教、宗教間の公平性、子供・成人・老人などの問題を事由に、日本の未来をも考えず、形式的な屁理屈を言い立て反対する輩がシャシャリ出るのが目に見えます。然し、寺・教会・神社・温泉旅館・里山などは我が国の貴重な財産です。一過性の埋蔵金とは違います。宗教的な事柄は個人の自由にまかせ、和食と勤労を主体とした気質と体質の改善運動を安価な費用できるで仕組みを造れば、国民の福祉や健康の増進に役立ち、国家財政の改善だけでなく、我が国を21世紀の国際社会における 『健康な体と健全な精神の形成』 に係わるリーダーたらしめることも可能と考えます。


2010.04.24
 
・「予防医学」病気にならないために (読売新聞/竹熊宜孝先生と山田英生氏の対談) 
 
 今日の食は、明日の血液・・・良い血液は、悪い食べ物から生まれません。

 竹熊先生には 「医・食・農」 に関する著書があります。『医は食に、食は農に、農は自然に学べ』。その中の「食養生基本十項目」に ①主食は玄米(白米ダメ) ②砂糖=使用不可(醸造味醂を使用) ③油脂=植物性(バター・ラード不可) ④塩=天然塩10g以下 ⑤調味料=醤油・味噌・酢(天然醸造が望ましい) ⑥海草=常食 ⑦蛋白質=植物性(動物性は自家中毒のもと) ⑧野菜=旬の物(無農薬・低農薬) ⑨食品添加物(化学物質の少ない物) ⑩果物=食べ過ぎ禁物(果糖とビタミンCに偏る)との指導があります。

 上記は、保守本流の禅寺精進料理そのものです。
 竹熊先生の言葉『日本は有数の資源大国』。竹熊先生の知人の言葉『自然界には7人の名医がいる』。①日光 ②空気 ③水 ④食 ⑤運動 ⑥休息 ⑦精神(心)

 
・竹熊宜孝のホームページ

 URL http://www.takekuma.com/



生活習慣病にならないための

ヒトの食べ物 日本人の食べ物・・・関山英男

 URL http://www.shimin.gr.jp/library/food/food.htm


・アメリカ・・・マクガバンレポート(1977年)
         医学を変革せよ(食生活の改善)
 
        ケネディ上院議員
         私達の食生活は間違っていた。


・日  本・・・生活習慣病
         ガン・脳卒中・糖尿病などの17疾患

        日本人の70%は生活習慣病で死亡します。
        その主犯は欧米風の食生活などにあります。

        日本食は奈良時代から明治維新まで1,300年
        の間、私達のご先祖の心身を守ってきました。

       ① 江戸時代の寿命・・・・・立川昭二 
      
       ② ベルツの日記・・・・・・・東京医学校(東大)教授

       ③ 食養の祖(食養会)・・・石塚(左玄)療養所

       ④ 玄米菜食の勧め・・・・・二木東大教授



健康家族・・・生き甲斐5か条

   ①働く ②遊ぶ ③泣き笑う ④思いやる 
             ⑤その他(自身で選択)

 URL http://kenkou-kazoku.blog.so-net.ne.jp

 
健康開発機構

 体質改善3か条  ①和食  ②歩く、体操  ③CPL補充

 URL http://CPL-kaihatu-kikou.blog.so-net.ne.jp
 
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。